混合病棟における成人患者の受け入れ体制の検討
【はじめに】 当病棟は通常小児科をメインとしている混合病棟である。少子化、小児科入院日数の短期化による空床が増加した為、有効活用及び病床稼働率の上昇を目的とし、昨年、成人患者の受け入れを決定した。現在は、内科・脳外科・整形外科など多科にわたり、看護師の経験年数も浅く小児科の緊急入院に対応する中で看護の充実が図れず混合病棟の役割を果たすことができない状況である。今回成人看護の充実をはかることを目的に、成人看護に対する意識調査を実施した。その結果、情報の共有・統一、看護師への意識改革の大切さや、受け入れ体制の問題点・改善策が明確になったのでここに報告する。 【研究方法】 1)期間:平成19年10月...
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Published in | Nihon Nouson Igakukai Gakujyutu Soukai Syourokusyu Vol. 57; p. 362 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本農村医学会
2008
THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE |
Subjects | |
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ISSN | 1880-1749 1880-1730 |
DOI | 10.14879/nnigss.57.0.362.0 |
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Abstract | 【はじめに】 当病棟は通常小児科をメインとしている混合病棟である。少子化、小児科入院日数の短期化による空床が増加した為、有効活用及び病床稼働率の上昇を目的とし、昨年、成人患者の受け入れを決定した。現在は、内科・脳外科・整形外科など多科にわたり、看護師の経験年数も浅く小児科の緊急入院に対応する中で看護の充実が図れず混合病棟の役割を果たすことができない状況である。今回成人看護の充実をはかることを目的に、成人看護に対する意識調査を実施した。その結果、情報の共有・統一、看護師への意識改革の大切さや、受け入れ体制の問題点・改善策が明確になったのでここに報告する。 【研究方法】 1)期間:平成19年10月~平成20年2月 2)対象:病棟看護師14名(NICU 7名を除く) 小児看護のみの経験看護師 9名(1年~2年 5名、3年~5年 4名) 小児及び成人看護経験看護師 5名(6年以上5名) 3)調査方法:複数診療科の成人患者受け入れ体制における問題点と改善点を明確にするための意識調査(自由記載)倫理的配慮:院内倫理委員会の承諾を得た後、対象者に研究目的と回答は任意であることを説明し同意を得た。 【結果】 回収率に100%。 成人看護に対する意識調査で以下の3つの問題点が明確になった。 (1)成人患者に対して慣れていないため医療事故を起こしてしまうのではないかという不安がある。 (2)情報伝達が不十分なため全スタッフに統一した情報が伝わらない。チーム内の情報を把握する人がいた方が情報が共有・統一されるのではないか。 (3)看護師は主治医が病棟にいないためすべての連絡や指示受けのタイミンがはかれなずわからないまま時間が経過してしまい受け身になってしまう。 【考察】 (1)成人看護への不安が多いということから基本やマニュアルに沿った看護、安全管理に対する勉強会を積極的に行なう必要がある。これらを充実することで情報が共有・統一され不安も軽減し成人看護へのモチベーションにつながると考える。 (2)現在のリーダーのいない変則1チーム制が情報の共有・統一を妨げている原因となっていると思われる。情報を収集し、メンバーへ確実に伝えられる体制を構築する必要がある。例えば固定チーム制・リーダー制などを導入し看護体制の改善を検討・実現化することで看護師間での情報共有が可能になると思われる。 (3)主治医が他病棟の入院患者への責任を持ちラウンドの実践、指示出しの時間を守ってもらうなどの意識改革が課題であると考える。そのためには看護師側の要望を積極的に訴えていく必要がある。 【まとめ】 (1)今回の意識調査で成人看護に慣れていない、情報共有がはかれないことが成人看護への不安につながっていることが明らかになった。 (2)看護情報の統一を図るために固定チーム制、リーダー制などを用いた看護体制の改善が必要であることが示唆された。 (3)当該病棟でないため主治医との連絡手段を取り決めて密に関わりを持ち、他病棟患者には責任を持って対応してもらうように働きかける必要がある。 引用文献 1)富所直子、高橋泰子、関口由紀子、他:混合病棟と一般病棟の看護の質の差異を評価する・看護管理・14(4):303-307、2004 参考文献 1)沼田玲子:特定機能病院における混合病棟の看護婦が抱える問題・日本赤十字看護大 修士論文・2001 |
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AbstractList | 【はじめに】
当病棟は通常小児科をメインとしている混合病棟である。少子化、小児科入院日数の短期化による空床が増加した為、有効活用及び病床稼働率の上昇を目的とし、昨年、成人患者の受け入れを決定した。現在は、内科・脳外科・整形外科など多科にわたり、看護師の経験年数も浅く小児科の緊急入院に対応する中で看護の充実が図れず混合病棟の役割を果たすことができない状況である。今回成人看護の充実をはかることを目的に、成人看護に対する意識調査を実施した。その結果、情報の共有・統一、看護師への意識改革の大切さや、受け入れ体制の問題点・改善策が明確になったのでここに報告する。
【研究方法】
1)期間:平成19年10月~平成20年2月
2)対象:病棟看護師14名(NICU 7名を除く)
小児看護のみの経験看護師 9名(1年~2年 5名、3年~5年 4名)
小児及び成人看護経験看護師 5名(6年以上5名)
3)調査方法:複数診療科の成人患者受け入れ体制における問題点と改善点を明確にするための意識調査(自由記載)
倫理的配慮:院内倫理委員会の承諾を得た後、対象者に研究目的と回答は任意であることを説明し同意を得た。
【結果】
回収率に100%。
成人看護に対する意識調査で以下の3つの問題点が明確になった。
(1)成人患者に対して慣れていないため医療事故を起こしてしまうのではないかという不安がある。
(2)情報伝達が不十分なため全スタッフに統一した情報が伝わらない。チーム内の情報を把握する人がいた方が情報が共有・統一されるのではないか。
(3)看護師は主治医が病棟にいないためすべての連絡や指示受けのタイミンがはかれなずわからないまま時間が経過してしまい受け身になってしまう。
【考察】
(1)成人看護への不安が多いということから基本やマニュアルに沿った看護、安全管理に対する勉強会を積極的に行なう必要がある。これらを充実することで情報が共有・統一され不安も軽減し成人看護へのモチベーションにつながると考える。
(2)現在のリーダーのいない変則1チーム制が情報の共有・統一を妨げている原因となっていると思われる。情報を収集し、メンバーへ確実に伝えられる体制を構築する必要がある。例えば固定チーム制・リーダー制などを導入し看護体制の改善を検討・実現化することで看護師間での情報共有が可能になると思われる。
(3)主治医が他病棟の入院患者への責任を持ちラウンドの実践、指示出しの時間を守ってもらうなどの意識改革が課題であると考える。そのためには看護師側の要望を積極的に訴えていく必要がある。
【まとめ】
(1)今回の意識調査で成人看護に慣れていない、情報共有がはかれないことが成人看護への不安につながっていることが明らかになった。
(2)看護情報の統一を図るために固定チーム制、リーダー制などを用いた看護体制の改善が必要であることが示唆された。
(3)当該病棟でないため主治医との連絡手段を取り決めて密に関わりを持ち、他病棟患者には責任を持って対応してもらうように働きかける必要がある。
引用文献
1)富所直子、高橋泰子、関口由紀子、他:混合病棟と一般病棟の看護の質の差異を評価する・看護管理・14(4):303-307、2004
参考文献
1)沼田玲子:特定機能病院における混合病棟の看護婦が抱える問題・日本赤十字看護大
修士論文・2001 【はじめに】 当病棟は通常小児科をメインとしている混合病棟である。少子化、小児科入院日数の短期化による空床が増加した為、有効活用及び病床稼働率の上昇を目的とし、昨年、成人患者の受け入れを決定した。現在は、内科・脳外科・整形外科など多科にわたり、看護師の経験年数も浅く小児科の緊急入院に対応する中で看護の充実が図れず混合病棟の役割を果たすことができない状況である。今回成人看護の充実をはかることを目的に、成人看護に対する意識調査を実施した。その結果、情報の共有・統一、看護師への意識改革の大切さや、受け入れ体制の問題点・改善策が明確になったのでここに報告する。 【研究方法】 1)期間:平成19年10月~平成20年2月 2)対象:病棟看護師14名(NICU 7名を除く) 小児看護のみの経験看護師 9名(1年~2年 5名、3年~5年 4名) 小児及び成人看護経験看護師 5名(6年以上5名) 3)調査方法:複数診療科の成人患者受け入れ体制における問題点と改善点を明確にするための意識調査(自由記載)倫理的配慮:院内倫理委員会の承諾を得た後、対象者に研究目的と回答は任意であることを説明し同意を得た。 【結果】 回収率に100%。 成人看護に対する意識調査で以下の3つの問題点が明確になった。 (1)成人患者に対して慣れていないため医療事故を起こしてしまうのではないかという不安がある。 (2)情報伝達が不十分なため全スタッフに統一した情報が伝わらない。チーム内の情報を把握する人がいた方が情報が共有・統一されるのではないか。 (3)看護師は主治医が病棟にいないためすべての連絡や指示受けのタイミンがはかれなずわからないまま時間が経過してしまい受け身になってしまう。 【考察】 (1)成人看護への不安が多いということから基本やマニュアルに沿った看護、安全管理に対する勉強会を積極的に行なう必要がある。これらを充実することで情報が共有・統一され不安も軽減し成人看護へのモチベーションにつながると考える。 (2)現在のリーダーのいない変則1チーム制が情報の共有・統一を妨げている原因となっていると思われる。情報を収集し、メンバーへ確実に伝えられる体制を構築する必要がある。例えば固定チーム制・リーダー制などを導入し看護体制の改善を検討・実現化することで看護師間での情報共有が可能になると思われる。 (3)主治医が他病棟の入院患者への責任を持ちラウンドの実践、指示出しの時間を守ってもらうなどの意識改革が課題であると考える。そのためには看護師側の要望を積極的に訴えていく必要がある。 【まとめ】 (1)今回の意識調査で成人看護に慣れていない、情報共有がはかれないことが成人看護への不安につながっていることが明らかになった。 (2)看護情報の統一を図るために固定チーム制、リーダー制などを用いた看護体制の改善が必要であることが示唆された。 (3)当該病棟でないため主治医との連絡手段を取り決めて密に関わりを持ち、他病棟患者には責任を持って対応してもらうように働きかける必要がある。 引用文献 1)富所直子、高橋泰子、関口由紀子、他:混合病棟と一般病棟の看護の質の差異を評価する・看護管理・14(4):303-307、2004 参考文献 1)沼田玲子:特定機能病院における混合病棟の看護婦が抱える問題・日本赤十字看護大 修士論文・2001 |
Author | 岡田, 睦美 脇田, 細織 仲根, 真理 弘田, タケ 五十嵐, すみえ |
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Copyright | 2008 一般社団法人 日本農村医学会 |
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DOI | 10.14879/nnigss.57.0.362.0 |
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PublicationYear | 2008 |
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