BLS受講後4年間のスキル推移と維持に対する意識の変化

一次救命処置コース受講2年後と4年後のCPRスキル推移と維持に対する意識の変化について, 客観的評価指標と短答式質問紙調査により明らかにした。BLS受講後4年間のCPRスキルの低下は認められなかった。BLS受講2年後まではCPRの質に対する意識が高く, それ以降は, CPRの質を自己評価し, スキル維持への行動に変化していることが明らかになった。正しいCPRスキルの習得が, スキル維持にも影響を及ぼしていたため, 定期的なスキル評価の必要性を再認識する結果となった。...

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Published in日本救急医学会関東地方会雑誌 Vol. 41; no. 4; pp. 400 - 402
Main Authors 大西, 真裕, 小菅, 宇之, 迫田, 典子, 池田, 尚人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本救急医学会関東地方会 28.12.2020
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ISSN0287-301X
2434-2580
DOI10.24697/jaamkanto.41.4_400

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Summary:一次救命処置コース受講2年後と4年後のCPRスキル推移と維持に対する意識の変化について, 客観的評価指標と短答式質問紙調査により明らかにした。BLS受講後4年間のCPRスキルの低下は認められなかった。BLS受講2年後まではCPRの質に対する意識が高く, それ以降は, CPRの質を自己評価し, スキル維持への行動に変化していることが明らかになった。正しいCPRスキルの習得が, スキル維持にも影響を及ぼしていたため, 定期的なスキル評価の必要性を再認識する結果となった。
ISSN:0287-301X
2434-2580
DOI:10.24697/jaamkanto.41.4_400