リスクマネジメントモデル事業 ―東北大学の取組み

東北大学では,法人化直後の利益相反マネジメントの導入以来,実効的な制度であることを目指して常に検討と実証を重ね,利益相反マネジメントを実践してきた.平成27年度,平成28年度に実施した文部科学省リスクマネジメントモデル事業では,これまで整備してきたシステムの点検,検証及び新たな課題を含めた検討により,東北大学モデルを構築し,その内容を「業務手順書」にとりまとめた.また,これまで実際に扱ってきた案件の蓄積に加え,本事業にて実施した米国での実地調査や事例研究会で扱った事例を基に「事例集」を作成した.東北大学利益相反マネジメントモデルの内容とそのポイントさらに普及に向けた今後の展開について報告する....

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Published in産学連携学 Vol. 13; no. 2; pp. 2_62 - 2_66
Main Authors 谷内, 一彦, 三嶋, 奈央美, 熊谷, 毅, 川嶋, 史絵, 丸本, 俊彦, 齋藤, 仁, 大宮, 佳奈子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 産学連携学会 2017
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ISSN1349-6913
1881-8706
DOI10.11305/jjsip.13.2_2_62

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Summary:東北大学では,法人化直後の利益相反マネジメントの導入以来,実効的な制度であることを目指して常に検討と実証を重ね,利益相反マネジメントを実践してきた.平成27年度,平成28年度に実施した文部科学省リスクマネジメントモデル事業では,これまで整備してきたシステムの点検,検証及び新たな課題を含めた検討により,東北大学モデルを構築し,その内容を「業務手順書」にとりまとめた.また,これまで実際に扱ってきた案件の蓄積に加え,本事業にて実施した米国での実地調査や事例研究会で扱った事例を基に「事例集」を作成した.東北大学利益相反マネジメントモデルの内容とそのポイントさらに普及に向けた今後の展開について報告する.
ISSN:1349-6913
1881-8706
DOI:10.11305/jjsip.13.2_2_62