ドローンによる瀬戸内地域における海面上PM2.5鉛直濃度分布の測定と高濃度化要因の考察
瀬戸内地域はPM2.5の環境基準達成率が低く、その地域汚染の要因を解明する必要がある。本研究では、香川県三豊市沖合において、2020年秋季にドローンを用いた海面上PM2.5鉛直濃度分布の集中観測を実施した。センサー類を搭載したドローンにより海面高度10–500 mまでの計測を計15回実施した。風向の鉛直分布からは、日中は高度500 mまで北より(岡山県側)の風であった。10月13日17時の観測では高度500 mまでPM2.5濃度は7 µg/m3前後の低濃度であったが、14日6時には高度500 mまでにわたって30 µg/m3を超える最高濃度が観測され、このとき、高度10–30 mでは逆転層を形...
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Published in | 大気環境学会誌 Vol. 57; no. 6; pp. 129 - 138 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 大気環境学会
04.11.2022
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