静脈血栓塞栓症予防における手術看護の役割と課題

麻酔や手術侵襲などによりVirchowの3徴を要因として発生する静脈血栓塞栓症(VTE)は,周術期における重篤な二次的合併症の一つである。VTE予防は組織で取り組む必要があり,チームの一員として手術看護の役割は大きい。本稿では,VTEリスク評価,周術期の患者教育,デバイス管理について手術看護の役割と課題を示す。...

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Published in脈管学 Vol. 60; no. 1; pp. 7 - 11
Main Authors 中山, 佳之, 峯上, 奈緒子, 名田, 智子, 安宅, 啓二
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本脈管学会 10.01.2020
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Summary:麻酔や手術侵襲などによりVirchowの3徴を要因として発生する静脈血栓塞栓症(VTE)は,周術期における重篤な二次的合併症の一つである。VTE予防は組織で取り組む必要があり,チームの一員として手術看護の役割は大きい。本稿では,VTEリスク評価,周術期の患者教育,デバイス管理について手術看護の役割と課題を示す。
ISSN:0387-1126
1880-8840
DOI:10.7133/jca.19-00012