情緒的刺激による MEG変化の時系列フラクタル解析
脳活動時系列データに関するこれまでのフラクタル解析においては,相関積分計算に基づく相関次元 (correlation dimension)が広く用いられてきた.これとは別に本研究では,時系列データが作る変動量グラフ自身のなすパターンのフラクタル次元 (graph dimension)を求める時系列フラクタル解析に注目し,Higuchiによる時間粗視化の方法を用いて,MEGデータの時空間特性の評価有効性について検討する.時系列フラクタル解析については,これまで EEGデータへの事例はあるが,MEGデータへの適用は見当たらず,MEGデータの時系列フラクタル次元についての解析が望まれる.具体的には,...
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Published in | 知能と情報 Vol. 20; no. 1; pp. 117 - 128 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本知能情報ファジィ学会
2008
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