Lenampicillin (KBT-1585) の臨床的検討

経口penicillin製剤であるLenampicilhn (KBT-1585, LAPC) を14例に投与し, 臨床的検討を1行なった。投与法は1回250mgを1日3～4回内服にて投与した。臨床的効果は, 慢性腎孟腎炎の急性増悪: 有効 (2) 例, 急性膀胱炎: 有効2例, 肺炎: 有効2例, 急性気管支炎: 有効2例, やや有効2例, 無効1例, 慢性気管支炎: やや有効1例, 急性上気道炎;やや有効2例で, 有効率は57%(やや有効以上も含めると93%) であった。投与後, 軽度のA1-Pの上昇を1例に認めたが, 他に特記すべき副作用はなかった。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inCHEMOTHERAPY Vol. 32; no. Supplement8; pp. 295 - 297
Main Authors 真下, 啓明, 伊藤, 千鶴, 山根, 至二
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本化学療法学会 1984
Online AccessGet full text
ISSN0009-3165
1884-5894
DOI10.11250/chemotherapy1953.32.Supplement8_295

Cover

More Information
Summary:経口penicillin製剤であるLenampicilhn (KBT-1585, LAPC) を14例に投与し, 臨床的検討を1行なった。投与法は1回250mgを1日3～4回内服にて投与した。臨床的効果は, 慢性腎孟腎炎の急性増悪: 有効 (2) 例, 急性膀胱炎: 有効2例, 肺炎: 有効2例, 急性気管支炎: 有効2例, やや有効2例, 無効1例, 慢性気管支炎: やや有効1例, 急性上気道炎;やや有効2例で, 有効率は57%(やや有効以上も含めると93%) であった。投与後, 軽度のA1-Pの上昇を1例に認めたが, 他に特記すべき副作用はなかった。
ISSN:0009-3165
1884-5894
DOI:10.11250/chemotherapy1953.32.Supplement8_295