泌尿器科外来尿路感染症患者に対するLenampicillin (KBT-1585) の使用経験

泌尿器科外来尿路感染症患者にLenampicillin (KBT-1585, LAPC) を投与し, 次の成績を得た。 1) 総合臨床効果は, 単純性尿路感染症では7例すべて著効を示し, 複雑性膀胱炎では15例中, 著効8例, 有効2例, 無効5例で有効率は67%であった。 2) 細菌学的効果は, 26株中, 消失20株 (76.9%), 存続6株であった。 3) 自他覚的副作用は認められなかった。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inCHEMOTHERAPY Vol. 32; no. Supplement8; pp. 616 - 623
Main Authors 藤村, 宣夫, 上間, 健造, 安芸, 雅史, 黒川, 一男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本化学療法学会 1984
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:泌尿器科外来尿路感染症患者にLenampicillin (KBT-1585, LAPC) を投与し, 次の成績を得た。 1) 総合臨床効果は, 単純性尿路感染症では7例すべて著効を示し, 複雑性膀胱炎では15例中, 著効8例, 有効2例, 無効5例で有効率は67%であった。 2) 細菌学的効果は, 26株中, 消失20株 (76.9%), 存続6株であった。 3) 自他覚的副作用は認められなかった。
ISSN:0009-3165
1884-5894
DOI:10.11250/chemotherapy1953.32.Supplement8_616