神崎川水域における河川水質・底質中ダイオキシン類の濃度分布と汚染特性について
過去4年間のDXN常時監視において, 環境基準を超過している神崎川水域における河川水質及び底質中のダイオキシン類 (DXN) の濃度分布について調査するとともに, 上流から下流にかけての地点における濃度変動や組成の変化について明らかにした。河川水中のDXN濃度は, 中流部でやや高いが, 下流地点では減少し, 濃度変動も小さかった。また, 水質及び底質濃度の高い中流部の地点において, 底質の巻き上げが水質に大きく影響を与えていることが確認された。 中流部における河川水の溶存態及び懸濁態DXN濃度の割合は, 5~8塩素化のPCDD/PCDFsで懸濁態DXNが90%以上を占めたが, 4塩素化PCDD...
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Published in | 環境化学 Vol. 15; no. 4; pp. 795 - 804 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
一般社団法人 日本環境化学会
2005
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