肋骨原発巨細胞腫の1切除例

症例は62歳，男性．2ヵ月前から次第に増大し，違和感を伴う左季肋部腫瘤を主訴に当科紹介となった．CTでは左第8肋骨に4×5cmの骨破壊を伴う腫瘤を認めた．全身検索では他部位に異常所見を認めず，原発性骨腫瘍の疑いにて胸壁腫瘍切除および再建術を施行した．最終病理診断は肋骨原発の骨巨細胞腫であり，悪性所見を認めなかった．...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本呼吸器外科学会雑誌 Vol. 24; no. 1; pp. 048 - 051
Main Authors 長岡, 三郎, 土屋, 恭子, 山本, 恭通, 小阪, 真二, 阪本, 仁
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会 15.01.2010
Subjects
肋骨原発腫瘍
骨巨細胞腫
Online AccessGet full text
ISSN0919-0945
1881-4158
DOI10.2995/jacsurg.24.048

Cover

More Information
Summary:症例は62歳，男性．2ヵ月前から次第に増大し，違和感を伴う左季肋部腫瘤を主訴に当科紹介となった．CTでは左第8肋骨に4×5cmの骨破壊を伴う腫瘤を認めた．全身検索では他部位に異常所見を認めず，原発性骨腫瘍の疑いにて胸壁腫瘍切除および再建術を施行した．最終病理診断は肋骨原発の骨巨細胞腫であり，悪性所見を認めなかった．
ISSN:0919-0945
1881-4158
DOI:10.2995/jacsurg.24.048