中学校家庭科におけるCOVID-19に対応する布を用いた製作実習 衣生活教育の知識・技能を活用したマスク製作実習
COVID-19の感染が拡大していた2020年4月に, 布製マスクを製作する中学校家庭科の授業実践を行った. 授業は1週間で行い, 中学校の2・3年生の283名の生徒がマスクを500枚製作した. 危機に対応する力を育成するため, 家庭科の布を用いた製作実習で学んだ知識・技能を活用したマスク製作の授業を実践し, その教育効果を検討した. 生徒の自由記述では, 学んだ技能を生かし生徒同士が協力して分業で製作を行い, 短期間で目標を達成した実感をあげる生徒が多かった. 知識・技能を活用し, 役割分担を行い短期間に生徒同士で協力する力が, COVID-19のような予期せぬ状況に対応できる力として効果的...
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Published in | 日本家政学会誌 Vol. 72; no. 8; pp. 543 - 550 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本家政学会
2021
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