多教科一般成績処理用平易プログラムの開発-Technical Noteとしての側面から
「概要」成績の処理管理は学生の学力,体力面を中心とした能力を判断する資料作成であるが故,その処理行為は慎重かつ正確でなければならない. したがって,集計処理は極力人介によるところを少なくして,機械的に処理することが望まれる. そこで今日普及のパーソナルコンピュータを用いて,成績処理用の平易ソフトを作成したので報告する. 目的は多教科一般処理用のものとし,入力は氏名と教科名及び成績とした. また,教科内細分化によって生じた担当別の各々の成績を平均して,その平均値を集計部に移動させるようにした. 集計表は学籍順成績表,成績順成績表及び個別指導,父兄発送用成績表とした. 一度に処理する教科数は100...
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Published in | KAWASAKI IGAKKAI SHI LIBERAL ARTS & SCIENCE COURSE Vol. 14; pp. 91 - 96 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
川崎医学会
1988
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0386-5398 |
DOI | 10.11482/kmj-las(14)91 |
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Summary: | 「概要」成績の処理管理は学生の学力,体力面を中心とした能力を判断する資料作成であるが故,その処理行為は慎重かつ正確でなければならない. したがって,集計処理は極力人介によるところを少なくして,機械的に処理することが望まれる. そこで今日普及のパーソナルコンピュータを用いて,成績処理用の平易ソフトを作成したので報告する. 目的は多教科一般処理用のものとし,入力は氏名と教科名及び成績とした. また,教科内細分化によって生じた担当別の各々の成績を平均して,その平均値を集計部に移動させるようにした. 集計表は学籍順成績表,成績順成績表及び個別指導,父兄発送用成績表とした. 一度に処理する教科数は100教科以内である. 「はじめに」前期後期制に比べ三学期制をとっている短期大学は,一般に試験回数が多く,その分だけ成績処理に時間がかかる. 通常,成績処理は大学の学務課等の部門に於いてなされるものであるが,場合によっては,そのほとんどを教員が行っていることもある. 本学栄養科のように,科内担任によって成績を処理している場合などは,平常の講義,実習,病院勤務の上に年三回,集中的に成績を処理しなければならず,こと学年末では,総合的に処理しなければならないため,その処理に時間がかかり,講義等の資料の作成などを軽減せざるを得なくなりかねない. |
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ISSN: | 0386-5398 |
DOI: | 10.11482/kmj-las(14)91 |