一般市民を対象とした地震防災教育教材の開発と学習効果の評価に関する基礎的検討
1995年の阪神・淡路大震災以降、個人・地域レベルでの防災活動の重要性が強く認識されるところとなり, 地震防災教育に関する取り組みがいっそう盛んに行われるようになった。しかし, 18歳以上を対象とした地震防災教育においては, 防災訓練への参加意欲が低いなど課題が多く残されている。本研究ではこのような状況を改善するための一つの手段として, 一般市民を対象とした地震防災教育のための自習用 web教材を開発した。教材の開発では, 時間や場所の制限を少なくすること, 学習効果を高めるために学習の理解度を確認出来るようにすることなどに留意した。また, 開発した教材を複数の被験者に試用してもらうことで教材...
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Published in | 地震工学研究発表会 報告集 Vol. 28; p. 77 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
公益社団法人 土木学会
2005
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Online Access | Get full text |
ISSN | 1884-8451 |
DOI | 10.11532/proee2005.28.77 |
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Summary: | 1995年の阪神・淡路大震災以降、個人・地域レベルでの防災活動の重要性が強く認識されるところとなり, 地震防災教育に関する取り組みがいっそう盛んに行われるようになった。しかし, 18歳以上を対象とした地震防災教育においては, 防災訓練への参加意欲が低いなど課題が多く残されている。本研究ではこのような状況を改善するための一つの手段として, 一般市民を対象とした地震防災教育のための自習用 web教材を開発した。教材の開発では, 時間や場所の制限を少なくすること, 学習効果を高めるために学習の理解度を確認出来るようにすることなどに留意した。また, 開発した教材を複数の被験者に試用してもらうことで教材の学習効果を確認した。 |
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ISSN: | 1884-8451 |
DOI: | 10.11532/proee2005.28.77 |