お墓がいらない人たち 変貌する日本の葬送儀礼

葬送儀礼はその社会の死生観をもっとも反映する一種の行動様式である。現代日本人の死生観は、少子化、高齢化、核家族化の直接的な影響を受けて、変貌しつつあるように思われる。その中でも「散骨」は、伝統的空間からの離脱ということで従来の葬法と明らかに違う。この映像では「散骨」を行う人々の声を通じて、現代人がもとめる死者の送り方について探ってみる。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. 224
Main Author 金, セッピョル
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2009
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2009.0.224.0

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Summary:葬送儀礼はその社会の死生観をもっとも反映する一種の行動様式である。現代日本人の死生観は、少子化、高齢化、核家族化の直接的な影響を受けて、変貌しつつあるように思われる。その中でも「散骨」は、伝統的空間からの離脱ということで従来の葬法と明らかに違う。この映像では「散骨」を行う人々の声を通じて、現代人がもとめる死者の送り方について探ってみる。
Bibliography:H-18
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2009.0.224.0