病院感染を防ぐための病院建築 順天堂医院の建築・設備に関する実態調査
理想的な病院感染対策は, 病院建築設計の段階から始まる. 病院運用段階においても, 施設をいかに維持管理し, 環境を整備するかが重要で, この運用が見事に行われるためにも病院の構造自体が感染対策に適したコンセプトによって設計される必要がある.今回, 理想的な病院建築に資するため, 順天堂医院の医師と看護師を対象にアンケート調査を行った. 外来に関しては, 診察待合や処置室のスペース不足, 診察室数の不足, また感染対策上近接することが望ましくない診療科の組み合わせなどが指摘された. 外来初診患者の適切な振り分けによる待ち時間の短縮を図ること, 感染症患者専用の診察待合が必要との意見が見られた....
Saved in:
Published in | 順天堂医学 Vol. 53; no. 3; pp. 379 - 389 |
---|---|
Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
順天堂医学会
30.09.2007
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
Cover
Loading…
Be the first to leave a comment!