川崎医科大学におけるブース形式診療科別説明会の学内開催

「概要」川崎医科大学は, 中核市の倉敷市内と政令指定都市の岡山市内に二つの附属病院を有している. 両病院の卒後臨床研修プログラムは独立しているが, 研修は両方の病院の診療科から選択することが可能である. 平成27年7月, 初めて川崎医科大学生を対象にした大学附属病院診療科の説明会をブース形式で学内開催した. 研修プログラム説明会とは趣を異にし, 各診療科の特徴や業務内容を広報することを目的とした. 1年生から6年生までの学生が参加し, アンケート調査に回答した52名全員が将来の研修病院の選択に役に立ったと答え, うち27%は非常に役立ったと高い満足度を示した. また, 研修医だけで計画した学生...

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Published inKAWASAKI IGAKKAI SHI LIBERAL ARTS & SCIENCES no. 41; pp. 33 - 40
Main Authors 和田秀穂, 西村広健, 作田建夫, 長島史明, 庵谷千恵子, 林宏明, 窪田寿子, 安永雅, 鳥越晃之, 野田靖文, 小池良和, 福元和彦, 佐野史典, 羽間夕紀子, 久米輝善, 根石陽二, 原田保
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 川崎医学会 31.12.2015
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ISSN0386-5398

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Summary:「概要」川崎医科大学は, 中核市の倉敷市内と政令指定都市の岡山市内に二つの附属病院を有している. 両病院の卒後臨床研修プログラムは独立しているが, 研修は両方の病院の診療科から選択することが可能である. 平成27年7月, 初めて川崎医科大学生を対象にした大学附属病院診療科の説明会をブース形式で学内開催した. 研修プログラム説明会とは趣を異にし, 各診療科の特徴や業務内容を広報することを目的とした. 1年生から6年生までの学生が参加し, アンケート調査に回答した52名全員が将来の研修病院の選択に役に立ったと答え, うち27%は非常に役立ったと高い満足度を示した. また, 研修医だけで計画した学生向けのミニシンポジウムも同時に開催し, 来場した約70%の学生が参加し貴重な情報収集の場となった. 次年度以降も改善を加えながら, 学生が身近に附属病院スタッフや先輩研修医と交流できるイベントとして育てていきたい.
ISSN:0386-5398