乳癌検診における産婦人科医の役割 沖縄県における取組み

沖縄県産婦人科医会はがん対策として昭和41年より子宮がんの集団検診を開始しました。乳癌は本来外科の分野ですが,乳房もまた生殖器官の一つであるという観点から,また婦人を診察する機会も多いことから子宮癌といっしょに検診しようということになりました。その結果,昭和56年より乳癌検診を開始しました。初めは視触診であったが,検診率が悪いとの外科医の指摘により次第に超音波検診がとり入れられるようになりました。今回,沖縄県における産婦人科医の乳癌検診の一端を報告します。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in日本乳癌検診学会誌 Vol. 22; no. 2; p. 217
Main Author 伊是名, 博之
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会 2013
Online AccessGet full text
ISSN0918-0729
1882-6873
DOI10.3804/jjabcs.22.217

Cover

Loading…
More Information
Summary:沖縄県産婦人科医会はがん対策として昭和41年より子宮がんの集団検診を開始しました。乳癌は本来外科の分野ですが,乳房もまた生殖器官の一つであるという観点から,また婦人を診察する機会も多いことから子宮癌といっしょに検診しようということになりました。その結果,昭和56年より乳癌検診を開始しました。初めは視触診であったが,検診率が悪いとの外科医の指摘により次第に超音波検診がとり入れられるようになりました。今回,沖縄県における産婦人科医の乳癌検診の一端を報告します。
ISSN:0918-0729
1882-6873
DOI:10.3804/jjabcs.22.217