Detection by Polymerase Chain Reaction of Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis Isolated from Tomato Plants
トマトかいよう病 (Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis) 防除には迅速な診断技術が重要であり, 高感度で特異性の高いPCR法が有効である。しかし, 既報のCMM 5とCMM 6プライマーを用いたトマトかいよう病菌の検出法 (Dreier et al., 1995) では, 一部のトマトかいよう病菌を検出できなかった。そこで, より正確な診断技術を確立するために, 16S-rRNA遺伝子の配列を基に, トマトかいよう病菌を特異的に検出するプライマーCMMS 3とCMMS21を新たに設計した。このプライマーを用いてPCRを行った結果, 調査...
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Published in | Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society Vol. 2008; no. 55; pp. 25 - 29 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | English Japanese |
Published |
The Kanto-Tosan Plant Protection Society
2008
関東東山病害虫研究会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1347-1899 1884-2879 |
DOI | 10.11337/ktpps1999.2008.25 |
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Summary: | トマトかいよう病 (Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis) 防除には迅速な診断技術が重要であり, 高感度で特異性の高いPCR法が有効である。しかし, 既報のCMM 5とCMM 6プライマーを用いたトマトかいよう病菌の検出法 (Dreier et al., 1995) では, 一部のトマトかいよう病菌を検出できなかった。そこで, より正確な診断技術を確立するために, 16S-rRNA遺伝子の配列を基に, トマトかいよう病菌を特異的に検出するプライマーCMMS 3とCMMS21を新たに設計した。このプライマーを用いてPCRを行った結果, 調査したトマトかいよう病菌のいずれからも特異的PCR産物の増幅が認められた。 |
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ISSN: | 1347-1899 1884-2879 |
DOI: | 10.11337/ktpps1999.2008.25 |