問いを科学する 思考の型

問いが思考を規定し,思考が新たな問いを生むことから,両者を適切に循環させることがより良い答えの導出につながる.本研究では思考の出発点となる「問い」に着目し,より良い答えを導くためにはどのように問いかけると有効であるかを検討した.答えを導く過程で自らに投げかける問いを2つ要件づけ,それらを用いる手法をまとめた.ワークシートとアンケートを用いた検証を行い,問いかけを工夫することでより良い答えの導出に寄与することが示唆された....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inグロービス経営大学院紀要 Vol. 2; pp. 42 - 49
Main Authors 今井, 彩乃, 藤枝, 詩乃, 増子, 甲太郎, 岡, 重文, 木村, 亮太
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 グロービス経営大学院大学 30.11.2023
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN2758-4046
DOI10.57433/globis.2.0_42

Cover

Loading…
More Information
Summary:問いが思考を規定し,思考が新たな問いを生むことから,両者を適切に循環させることがより良い答えの導出につながる.本研究では思考の出発点となる「問い」に着目し,より良い答えを導くためにはどのように問いかけると有効であるかを検討した.答えを導く過程で自らに投げかける問いを2つ要件づけ,それらを用いる手法をまとめた.ワークシートとアンケートを用いた検証を行い,問いかけを工夫することでより良い答えの導出に寄与することが示唆された.
ISSN:2758-4046
DOI:10.57433/globis.2.0_42