学校の荒れの収束過程と生徒指導の変化 二者関係から三者関係に基づく指導へ
本研究の目的は, 学校の荒れが収束する過程で指導および生徒の意識にどのような変化が生じているのかを明らかにすることにある。そこで本研究では, 調査期間中に荒れが問題化し収束に向かったB中学校の生徒(のべ1,055名)に対して, 学校生活への感情, 教師との関係, 不良少年へのイメージおよび不公平な指導などをたずねる質問紙調査を3年間行い, その結果を荒れが問題化していない中学校7校の生徒(計738名)と比較した。またB中学校の管理職の教師に対し面接を行い, 荒れの収束過程で指導にどのような変化があったのかを探った。その結果, 生徒の意識に関しては荒れの収束に伴い不公平な指導の頻度が下がり, 学...
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Published in | 教育心理学研究 Vol. 57; no. 4; pp. 466 - 477 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本教育心理学会
2009
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Subjects | |
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