介護老人保健施設(老健)における適切な栄養管理業務の運営 食形態別の種類数と労働生産性との関連について
【目的】介護老人保健施設 (以下,老健) では,利用者の摂食嚥下機能にあわせて形態を加工した食事,すなわち嚥下調整食の提供が不可欠である。嚥下調整食の食形態の指標である,日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021 (以下,学会分類) では,食形態を5段階に分類している。本研究は,老健で提供されている食形態別の種類数 (以下,食形態数) と労働生産性についての実態を把握することを目的とした。【方法】2020年に全国の老健4,133施設に調査票を配付し,回答を得られた956施設を分析対象とした。食形態数と労働生産性 (食/人/回) との関連をKruskal-Wallis検定を用いて比...
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Published in | 栄養学雑誌 Vol. 82; no. 2; pp. 65 - 78 |
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Main Authors | , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
01.04.2024
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Subjects | |
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ISSN | 0021-5147 1883-7921 |
DOI | 10.5264/eiyogakuzashi.82.65 |
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