パラスポーツにおけるコーチング環境に関する一考察 発達障害児のスポーツ支援の立場から

近年,パラスポーツの実施状況について,ハード面およびソフト面の両側面からの検討が進められている.第2次スポーツ基本計画では,ライフステージに応じたスポーツ活動の推進を目標に掲げ,成人のスポーツ実施率について「1 回以上を40%程度」「週3 回以上を20%程度」とする数値目標を提示している.一般的に「パラスポーツ」と聞くと,パラリンピックを代表とするハイパフォーマンススポーツが連想されるが,それだけにとどまるものではない.いわゆる障害者とスポーツという視点から見ると,スポーツの実施状況は依然として低水準にとどまっている.東京パラリンピックの開催決定を契機に,障害者のスポーツ環境は整備が進んだもの...

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Bibliographic Details
Published inバイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 p. 116
Main Authors 大嶽, 真人, 伊佐野, 龍司, 坂本, 宗司, 橋口, 泰一, 小宮, 希流
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published バイオメディカル・ファジィ・システム学会 2025
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