「家族の健康課題に対する生活力量アセスメント指標」の開発

要旨 本研究の目的は,地域看護実践における家族のセルフケア力の拡大をねらいとした「家族の健康課題に対する生活力量アセスメント指標」を開発することである.研究対象は,われわれが看護援助や研究対象として把握してきた156例の家族であった.研究方法は,各事例から帰納的に指標を構成し,さらに,これを健康問題をもつ家族事例に適用させるなどを行って指標を修正した. その結果,「家族の健康課題に対する生活力量アセスメント指標」として,「家族の生活力量」9項目と「家族の生活力量に影響する条件」3項目を構成した....

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Published in日本看護科学会誌 Vol. 17; no. 4; pp. 29 - 36
Main Authors 福島 道子, 島内 節, 亀井 智子, 高階 恵美子, 星野 ゆう子, 杉山 郁子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本看護科学学会 10.12.1997
公益社団法人 日本看護科学学会
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ISSN0287-5330
2185-8888
DOI10.5630/jans1981.17.4_29

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Summary:要旨 本研究の目的は,地域看護実践における家族のセルフケア力の拡大をねらいとした「家族の健康課題に対する生活力量アセスメント指標」を開発することである.研究対象は,われわれが看護援助や研究対象として把握してきた156例の家族であった.研究方法は,各事例から帰納的に指標を構成し,さらに,これを健康問題をもつ家族事例に適用させるなどを行って指標を修正した. その結果,「家族の健康課題に対する生活力量アセスメント指標」として,「家族の生活力量」9項目と「家族の生活力量に影響する条件」3項目を構成した.
Bibliography:原著
ISSN:0287-5330
2185-8888
DOI:10.5630/jans1981.17.4_29