有色サツマイモ発酵食品の開発

糖質資源としてのサツマイモの生産量は全国的には減少傾向にあるが, その40%を生産する鹿児島県では基幹作物である。新規な用途の開発を目指して鹿児島県工業技術センターと九州沖縄農業研究センターが共同で開発したアントシアニン類やβ-力ロテンを含有する紫及び檀色系有色サツマイモ発酵食品の開発について, 麹原料の加熱処理, 撹拌造粒等の課題を解決して実規模製造試験を行い, 機能性成分 (ポリフェノールとくにカフェ酸) の含有や抗酸化活性等の機能性を評価した結果を概説していただいた。...

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published inNippon Jōzō Kyōkaishi Vol. 102; no. 12; pp. 879 - 886
Main Authors 鵜木, 隆文, 瀬戸口, 眞治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本醸造協会 01.12.2007
Online AccessGet full text
ISSN0914-7314
2186-4012
DOI10.6013/jbrewsocjapan1988.102.879

Cover

More Information
Summary:糖質資源としてのサツマイモの生産量は全国的には減少傾向にあるが, その40%を生産する鹿児島県では基幹作物である。新規な用途の開発を目指して鹿児島県工業技術センターと九州沖縄農業研究センターが共同で開発したアントシアニン類やβ-力ロテンを含有する紫及び檀色系有色サツマイモ発酵食品の開発について, 麹原料の加熱処理, 撹拌造粒等の課題を解決して実規模製造試験を行い, 機能性成分 (ポリフェノールとくにカフェ酸) の含有や抗酸化活性等の機能性を評価した結果を概説していただいた。
Bibliography:ZZ00020787
751988
ISSN:0914-7314
2186-4012
DOI:10.6013/jbrewsocjapan1988.102.879