福島第一原子力発電所事故後に富士山で採取された野生食用きのこ3種の方位別および標高別の放射性セシウム濃度
福島原発事故後に,富士山の方位別および標高別に野生食用きのこ3種を採集して,子実体の放射性Cs濃度を測定した.富士山東面では全ての地点で最高値を示す試料が多く,特に中標高地域が高かった.次いで北東面の中標高地域および高標高地域で高い傾向にあった.北面では低い値を示す試料が多く,高標高地域では特に低い値を示す傾向にあった....
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Published in | Nippon Kingakkai kaiho Vol. 63; no. 2; pp. 53 - 58 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本菌学会
01.11.2022
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Subjects | |
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ISSN | 0029-0289 2424-1296 |
DOI | 10.18962/jjom.jjom.R3-12 |
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Summary: | 福島原発事故後に,富士山の方位別および標高別に野生食用きのこ3種を採集して,子実体の放射性Cs濃度を測定した.富士山東面では全ての地点で最高値を示す試料が多く,特に中標高地域が高かった.次いで北東面の中標高地域および高標高地域で高い傾向にあった.北面では低い値を示す試料が多く,高標高地域では特に低い値を示す傾向にあった. |
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Bibliography: | 946066 ZZ00017925 |
ISSN: | 0029-0289 2424-1296 |
DOI: | 10.18962/jjom.jjom.R3-12 |