成牛及び子牛におけるClostridium difficile の保菌状況
Clostridium difficile は,人の偽膜性大腸炎,抗菌薬関連下痢症の原因菌となる.C. difficile は,家畜や臨床患者から分離されることもある.そのため,伝播経路は不明であるが,市販肉と人の感染の関連及びレゼルボアとしての家畜の可能性が示唆されている.今回,牛におけるC. difficile の保菌状況について明らかにするために,成牛糞便119検体及び子牛糞便47検体からC. difficile を分離しPCRリボタイピング,毒素遺伝子の検出を実施した.成牛糞便からは分離されなかったものの,子牛糞便17%(8/47検体)から16株のC. difficile が分離された...
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Published in | Nippon Juishikai zasshi Vol. 71; no. 5; pp. 261 - 265 |
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Main Authors | , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本獣医師会
20.05.2018
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