乾燥地農業における土壌劣化とリサイクル資材の活用

本研究の目的は,乾燥地の土壌劣化に対するリサイクル資材による土壌改良技術の確立である。ここでは,乾燥地の農地で発生する土壌の塩類化,侵食,栄養分流出等の土壌劣化を修復するリサイクル資材としてゼオライトを取り上げ,それぞれの劣化土壌の修復機能について検討を試みた。この結果,土壌劣化を修復できるゼオライトの利点がいくつかあげられた。さらに基礎的な検討を行う必要があるが,ゼオライトは劣化土壌の作物栽培に有効であると推定できた。...

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Published inNōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 70; no. 7; pp. 597 - 600,a1
Main Authors グアング, ウェン, 山田, 美奈, 祐谷, 有恒, 山本, 太平
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 社団法人 農業農村工学会 01.07.2002
Subjects
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ISSN0369-5123
1884-7188
DOI10.11408/jjsidre1965.70.7_597

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Summary:本研究の目的は,乾燥地の土壌劣化に対するリサイクル資材による土壌改良技術の確立である。ここでは,乾燥地の農地で発生する土壌の塩類化,侵食,栄養分流出等の土壌劣化を修復するリサイクル資材としてゼオライトを取り上げ,それぞれの劣化土壌の修復機能について検討を試みた。この結果,土壌劣化を修復できるゼオライトの利点がいくつかあげられた。さらに基礎的な検討を行う必要があるが,ゼオライトは劣化土壌の作物栽培に有効であると推定できた。
Bibliography:ZZ00014130
651780
ISSN:0369-5123
1884-7188
DOI:10.11408/jjsidre1965.70.7_597